更年期対策、はじめていますか?
〜ホルモンと腸の“意外な深い関係”とは〜
「なんだか最近、イライラしやすい…」
「寝つきが悪い・汗をかきやすい・疲れやすい」
「以前と同じ生活なのに体重が増えた気がする」
これらの不調、もしかすると 更年期によるホルモンバランスの変化が関係しているかもしれません。
でも実は、これらの症状、“腸の働き”と深く関わっているってご存じでしたか?
今回は、薬剤師が教える、更年期と腸内環境のつながりについて解説しながら、
毎日の生活に取り入れられる 「腸からはじめる更年期セルフケア」 をご紹介します。
1. 更年期とホルモンバランスの変化とは?
更年期(一般的に45〜55歳前後)に入ると、
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
▶ 主な症状
- ホットフラッシュ(ほてり・発汗)
- 頭痛・肩こり・だるさ
- 気分の落ち込み・不安感
- 不眠・めまい・動悸
- 肌の乾燥・髪のパサつき
- 骨密度の低下・体重増加
→ 個人差が大きく、日によって波があるのが特徴です。
2. 実は「腸内環境」がホルモンバランスと深く関係!
近年の研究では、腸とホルモンの間にある「**エストロボローム(estrobolome)」という腸内細菌群が注目されています。
この菌たちは、
- エストロゲンの代謝や再利用に関与
- 腸内環境が乱れると、ホルモンの排出や吸収がうまくいかなくなる
- さらに腸の不調は、自律神経の乱れや免疫の低下にも影響
つまり、腸内環境を整えることが、更年期の不調軽減につながる可能性があるのです。
3. 腸からはじめる!更年期セルフケアのコツ
◆ 発酵食品を毎日1品
納豆・ヨーグルト・味噌・ぬか漬けなど
→ 善玉菌を増やして、腸内バランスをサポート
◆ 食物繊維で“腸のお掃除”
ごぼう、キャベツ、海藻類、玄米など
→ 有害物質を体外に排出しやすくする
◆ 女性ホルモン様の成分を含む食品をプラス
- 大豆製品(豆腐・おから・納豆・豆乳)=イソフラボン
- フラックスシード(亜麻仁)=植物性エストロゲン
→ 女性ホルモンの減少をやさしくサポートします
◆ よく噛んで、リズムある食事を
→ 副交感神経が働き、腸の動きが活性化!
4. しろくま薬局おすすめ!更年期×腸活サポートアイテム
🌿 女性のバランスを整える漢方薬・サプリメント
→ 当帰芍薬散、命の母A、エクオール含有サプリなど
🌿 乳酸菌・酪酸菌サプリ
→ 腸の粘膜を元気にし、腸内フローラを整えるサポートに
🌿 植物性エストロゲン入り健康食品(大豆・フラックスシード配合)
→ ホルモンの乱れが気になる方に
🌿 ハーブティー(カモミール、レモンバームなど)
→ 自律神経をやさしく整え、眠りの質にも◎
お一人おひとりの体調に合わせて、薬剤師がご相談に応じます。
「なんとなく不調…」という方もお気軽にご来店ください。
まとめ
更年期の不調は、ホルモンの変化だけではなく、腸内環境や生活習慣とも密接に関係しています。
「腸から整える」ことが、心と体のバランスを保つ第一歩。
不調に振り回される前に、食事・腸活・セルフケアを見直してみませんか?
しろくま薬局は、あなたの“これからの健康”を応援しています。
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